香り。

最近、そうでもなくなったけれど、今年に入ってから何故だか『香り』の物を自分につけたいと思うようになって、しかもそれはコロンとかではなく香水の類がとても気になって仕方ありませんでした。



もともと、匂いには敏感でどちらかと言うと苦手。同じにおいを延々と嗅がなくてはいけない状態は苦痛でしかなかったし、例えば蚊取り線香や煙草はとても苦手。鼻が痛くなるから、といった具合。



夏休み前にもしきりに気に入る香水を探したのだけど、もともとそんな習慣がなく分かりもしないので買うまでには至らなかったのです。



そうこうするうちに、まあ、この夏の異常な暑さもあったのだろうけれど、その香水熱(笑)もようやく冷めたところでした。




ところがさっき、風呂場から娘に新しい石鹸を要求されて(ボディーソープは使わない)、がさごそ探している時に、その入れ物の中からなんと昔懐かしの『プワゾン』発見。


これはもうナンと言うか、私が初めてお付き合いをした男性から貰ったもので10数年も前のお土産(笑)。物持ちが良いというかナンと言うか、引越しも数え切れないほどしたと言うのによく今まで残ってたなあ、と言う感じ。大体、私は捨て魔なのによくぞ生き残っておりました。。。。



その男性は私にとってとても大切な人で別れ方もすっきりしない人だったので今でも気になってる。



ま、それは良い。<あっさり



さっそく、そのプワゾンを手首の内側に少しだけ付けて見た。大昔のものなのに大丈夫か等とも考えずに。わはは。



匂いは変わらず、ナンと言うか懐かしいような気持ち。嗅覚って残るんだね。その人と会うときはそれを付けてたから当時のことを一瞬のうちに思い出してしまった。



でもさ、香水って匂いが持続するじゃない・・・・?
段々、鼻が痛くなってきた(笑)。懐かしいような切ないような気持ちはあるけれど、もうおなか一杯って感じ。<はやッ!



もういいかな(笑)





日本人に香水ってやっぱり不要だよねえ。